
News
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2025.03.13
お知らせ -
2025.01.17
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2025.01.17
お知らせ
Features
看護学部
カリキュラム
相手に寄り添い共感することで、
丁寧な看護を目指す

全員が看護師?保健師資格取得を目指す

現代の健康の諸問題が複雑化し、地域で人々を支援する保健師やコミュニティヘルスケアの重要性が増すなか、 看護師教育と保健師教育を統合したカリキュラムを提供しているのは、看護系299大学中19大学のみで、県内では本学が唯一です。
4年間で助産師や養護教諭の免許が取得できる
助産師?養護教諭養成課程で広がる選択肢
4年間で学びを深めながら専門資格を取得
本学部では、助産師養成課程?養護教諭養成課程を希望する学生に提供しています。看護師?保健師統合カリキュラムの中で学びを深めながら、これらの専門資格の取得を4年間で目指します。
助産師養成課程

3年次後期の選抜試験(定員20名)後から助産に特化した科目の履修を開始します。助産実習は4年次夏に開始し、出産前後の母子のケアと新生児の取り上げを実際に学生が行います。4年間の在学期間中に助産師免許が取得できるため、卒業直後から助産師として働くことができます。
養護教諭養成課程

学校の教職員の一員として児童生徒のヘルスプロモーションを導く専門職を育成する養成課程です。養護教諭一種免許状を取得するために必要な科目を講義?演習?実習を通して履修します(定員10名)。 教育に関する知識だけでなく医学や地域保健に関わる系統だった知識を広く深く学ぶことができます。1年次より履修を開始し、4年次に3週間の学校実習を行い養護教諭の役割を実践的に学んでいきます。 さらに教員採用試験の受験支援も並行して受けられます。なお、大学が指定する科目の単位を修得することで、 教職課程を履修せずとも保健師合格後に養護教諭二種免許状を取得することができます。
ケア技術を高める充実した演習?実習環境

グループワーク、ゼミ、技術演習
実践に近い環境の中でケア技術を高める
看護学部では、講義形式以外に、グループワーク、ゼミ、技術演習があります。演習では、講義科目で習得した知識を使って、患者モデル、シミュレーター、学生を対象に、実践に近い環境の中でケア技術を学習します。時間外に使用できる自己演習スペースもあり、看護への関心と主体的な学習意欲を育みます。
生体シミュレーターでは、教員が設定したシナリオに沿って動かすことで、再現性の高い教育を提供しています。 学生が人体模型に行った操作やカメラ映像は自動的に記録され、演習後のふりかえりや議論に利用されます。
実習は、県立がんセンター、県立はりま姫路総合医療センター、県立こども病院、県立リハビリテーション中央病院、県立尼崎総合医療センターなど、病院19か所、保健所9か所、訪問看護ステーション23か所、福祉施設など30か所以上の協力を得ています。
総合大学の強み?副専攻

地域創生、国際、防災
異なる分野を他学部生と共に学ぶ
地域創生リーダー教育プログラム (通称 RREP) では、現代社会の高度化、複雑化した地域課題に対応するために、チームで課題解決を実践できる力を身につけていきます。各学部の専門性を活かし、医療?福祉だけでなく、まちづくり分野や、商業、農業などの専門力、調査分析力、事業マネジメント力、協働力、構想提案力、コミュニケーション能力などの修得にもつながります。修了要件により「ひょうご学志」「コミュニティ?プランナーアソシエイト」の称号が授与されます。
グローバルリーダー教育プログラム (通称 GLEP) は、国際社会や地域で活躍できる能力を身につけることを目指すプログラムです。英語によるコミュニケーションやプレゼンテーションスキルを身につけ、仲間と協同し、課題解決に取り組みます。修了生には「グローバルリーダー」の称号が授与されます。明石看護キャンパスにおいても国際交流で活躍する機会があります。
防災リーダー教育プログラムでは、「防災マインド」を持って、地域社会に貢献できる人材の育成を目指しています。防災に関する幅広い知識と、被災地等でのボランティア活動を通じて、災害現場で何ができるのか考える現場力を磨き、助け合えるようなコミュニケーション能力を養います。2、3年次では「人と未来防災センター」にあるキャンパスで、毎週土曜日に授業を受けます。修了生には「防災リーダー」の称号が授与されるほか、防災士の資格取得も可能です。
Employment
就職実績
将来の可能性を広げる
4年間のキャリア支援プログラム

万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】6年度 国家試験合格実績

主な進路
万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】7年3月卒業生97名の進路
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看護師?助産師 80.4%
県立病院?公的病院?大学附属病院?民間病院など
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保健師 12.4%
県?市町村など
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養護教諭 1.0%
小学校、中学校、高校など
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進学 4.1%
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その他 2.1%
万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】7年3月までに3,083名の卒業生を輩出

主な就職?進学先
【病院等】 県立尼崎総合医療センター/県立西宮病院/県立はりま姫路総合医療センター/県立丹波医療センター/県立淡路医療センター/県立こども病院/県立がんセンター/兵庫県災害医療センター/県立リハビリテーション中央病院/神戸市立医療センター中央市民病院/神戸市立西神戸医療センター/神戸市立医療センター西市民病院/加古川中央市民病院/国立循環器病研究センター/虎の門病院/日本赤十字社医療センター/大阪急性期?総合医療センター/大阪市立総合医療センター/大阪赤十字病院/横浜保土ヶ谷中央病院/神戸大学医学部附属病院/大阪大学医学部附属病院/鳥取大学医学部附属病院/京都府立医科大学附属病院/大阪公立大学医学部附属病院/横浜市立大学附属病院/兵庫医科大学病院/大阪医科薬科大学病院/昭和大学附属病院/関西労災病院/川西市立総合医療センター/川崎病院/神鋼記念病院/母と子の上田病院/淀川キリスト教病院/萱嶋生野病院/高槻病院/千船病院/湘南鎌倉総合病院/メープルヒル病院/訪問看護ステーションアユース
【公務員(病院を除く)】 兵庫県庁/神戸市役所/加古川市役所/高砂市役所/香美町役場/兵庫県教育委員会/東京都教育委員会/大阪府教育委員会
【進学先】 兵庫県立大学大学院/京都大学大学院
Interview
卒業生インタビュー
一歩一歩を大切に
徹底的なサポートで広がる未来

助産師

印象に残った学びは?
地域で生活する方の健康を支える視点、
それを取り巻くサポートなどを学べた
この大学を選んだのは、地元の大学であったこと、4年間で看護師、保健師、助産師について学ぶことができる環境にあったことが理由です。実際に大学で4年間学んでみて、看護師、保健師や助産師はそれぞれ専門性があると感じる一方で、重なり合っている部分も多く、看護について広く、深く学ぶことができたのは良かったと感じています。病院での生活は、患者さんにとって人生の中の一部分であり、退院後の生活がスムーズに行えるように環境を整えることも病院で働くスタッフとしての役割だと感じます。疾患そのものを理解するだけでなく、地域で生活する方の健康を支える視点、それを取り巻くサポートなどを学べたことは、大きな収穫だと感じています。
高校生や後輩に一言
学生時代は、実習や課題でしんどいときもありましたが、ともに励まし合って乗り越えた友達は今でも大切な存在です。また、自由な時間も多く、ボランティア活動や留学生との交流もでき、様々な体験に挑戦できる時期でもあります。今しかない時間と環境を活かして有意義な大学生活を送ってください。
Learning flow
4年間の学びの流れ
段階的に力を身につける4年間

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全学共通科目
総合大学の特色を活かして人間性を育むための基盤教育科目です。1年生の月曜日から水曜日に神戸商科キャンパスで、様々な専門学部の教員が担当する一般教養を受講することができます。また、看護学部の専攻以外にも学びの機会を拡げるため、ひょうご県大特色科目が用意されています。
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専門関連科目
医療者として人を対象にする際に必要となる人間理解や人を取り巻く環境を整える力とともに、人との関わりに重要なコミュニケーション力などを身に着けます。
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専門教育科目
看護職として疾病や健康障害を有する人々をケアするための基礎的な知識や、実践力をつけていきます。講義形式の授業以外に、実践に近い環境の中でケア技術を学習する演習や人の生活に焦点をあてた実習カリキュラムが、1年生から4年生まで組まれています。
Class/Seminar
授業?ゼミ紹介
幅広い分野の授業とゼミで
興味を育み、学びを深化させる

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1年生 生活援助論 演習授業
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2年生 クリニカル看護実習 県立総合リハビリテーションセンター 障害者スポーツ交流館にて
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3年生 基礎助産論 グループワーク
ゼミ紹介
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小児看護学ゼミ
三宅 一代 准教授
子どもやその家族を支えるため、
様々な環境で学びを深める病気や障がいの有無にかかわらず、生まれたての新生児から18歳未満の子どもが、主な研究対象となりますが、家族や子どもを支援する人々についても研究することができます。ゼミ配属後は、病院や施設、コミュニティセンター等の多様なフィールドで学びを深めます。子どもや家族、彼らを支援する人々と直接触れ合う機会を通して、看護実践力と社会人基礎力を育みます。
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地域看護学ゼミ
安藤 仁美 講師
保健師活動を通して、
地域で暮らす人々の健康を守る保健師の立場から、地域の健康課題の解決方法を探求します。保健師は幅広い年齢?健康レベルの人々と接するため、学生が関心を持つテーマは様々ですが、いずれも地域で生活する人々の健康の保持増進やQOL(Quality of Life)の向上を目標とします。4年次には、地域住民を対象とした家庭訪問のほか、実習地域の観察や統計データ等から、地域の健康課題の把握と解決に向けた健康教育を実践し、行政保健師の活動について学びを深化させます。
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看護システム学ゼミ
撫養 真紀子 教授
組織?社会の視点から、
より良い看護サービスを提供する医療チームの一員として、よりよいケアを提供していくためには、看護管理(マネジメント)に関する知識と技術を学び、実践できるようになることが求められます。ゼミでは、看護管理の観点から、多職種との協働や人?モノ?時間?お金等の資源の効果的な活用方法を探求し、ディスカッションを通して、新たな看護サービスを創造できます。現場の看護職から生の声を聴く機会も豊富なため、学生時代から自身の看護職のキャリア等にも向き合うことが可能です。
International Exchange
国際交流
多様な価値観や文化を体感し
新しい視野と学びを広げる

兵庫県立大学では、大学間協定を海外16か国?地域の37大学と締結し、 学術交流、教員交流や学生の派遣と受け入れを行っています。 看護学部生は、夏季休暇(8月中旬~9月下旬)や春期休暇(2月中旬~3月下旬)を利用した数週間におよぶ留学が可能で、 大学主催の海外研修3週間以上のコースに行く人が毎年10人程度います。 国際交流として、看護学部では年に2回インターナショナルウィークを設け、ランチタイム報告会などを行い、 海外へ渡航し様々な活動に参加した学生や教員らが、海外の看護事情や海外体験について話をする機会を設けています。 また、海外の大学や機関から本学や近隣の大学に訪問団が来られた場合には、学生が交流できる機会も設けています。

Message
在校生の声
笑い合い助け合う
同じ夢に向かって歩む仲間たち
Dean's message
看護学部長メッセージ

兵庫県立大学看護学部長
ケアをもってケアの専門家を育てる
兵庫県立大学看護学部は、「ケアをする人はケアを持って育てるべし」という兵庫県立看護大学の教育方針を受け継ぎ、大切にしながら教育を行っています。
豊かな人間性を形成し、生命の尊厳を守るためには、学生自身が尊重され、勇気づけられ、自律的に学び実践することで、その力が発揮できることを自ら体験することが重要です。教員は、学生の気づきを大切にし、根気よく話を聞き対話しながら一緒に看護を考えています。
実習では、学生も対象となる人の話を丁寧に聞き、学生にかかわる看護職の方々もよく学生の考えを聞いてくださいますので、患者中心の看護がどのように展開できるのか、学生、教員、臨床の看護職が一緒になって考え、看護を実践しています。
卒業生による大学教育に対する評価では、「人の力を信じ関わる姿勢、自問し考え探究していく姿勢、生活者としてとらえQOLを高める看護を考える姿勢などが身についた」という声をいただきました。また、「人に寄り添い、看護を創り出すというこれまでの教育を大切にしていって欲しい」という声もいただき、本学部の教育理念?目標を大切に思っていただいている事をとても嬉しく思っています。
卒業生は広い分野で活躍しています。
専門看護師として看護の専門性を探求している人、教員として教育分野で活躍している人、看護サービスを提供する企業を立ち上げた人、その活躍の場は無限に広がっています。人には、はかりしれない力があります。
この学びの環境を最大限に活かして、自ら思考し、発言し、行動する力をつけていきましょう。
教員研究活動紹介
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がん看護学川崎 優子 教授
AI支援型がん患者の意思決定支援プラットフォーム開発
がん医療のリアルワールドデータ (Real World Data:RWD) を活用して、がん患者の意思決定構造を解析することにより、個々の意思決定構造に対応した「意思決定支援プラットフォーム」を開発する研究に取り組んでいます。これまで、がん患者の意思決定支援に関わる研究成果としては①がん患者向け:情報ポータルサイト?意思決定支援アプリ ②看護師向け:ガイドブック、ケアモデル、支援プログラム ③多職種向け:スクリーニングツール、意思決定支援マップ等があります。
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精神看護学川田 美和 教授
自閉症スペクトラム症を持つ人のための「未来語りのダイアローグ」実践モデルの開発
「未来語りのダイアローグ」 (Anticipation Dialogue) は、フィンランドで開発されました。支援を受けている本人-家族-支援者間あるいは、複数の支援者同士、複数の支援機関同士がうまく連携していくための話し合いの方法です。北欧ではすでに効果が証明されていますが、まだ日本では十分な実績がありません。そのため、日本でも広められるように、日本の文化に合った方法を開発しています。
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母性看護学能町 しのぶ 准教授
ハイリスク妊婦に対する看護支援プログラムの構築
看護は、母子の健康を守っており、“ハイリスク妊婦”と言われる正常な経過をたどりにくい状況にある妊婦には、異常な経過にならないように、さらには異常を早期に発見できるように支援します。看護学部の周産期ケア研究センターでは、大学と病院が連携し、メンタルヘルスに問題を抱える妊婦や、妊娠糖尿病や切迫早産と診断された妊婦など、ハイリスク妊婦に対するエビデンスに基づいた看護支援を開発し、医療現場で実践可能な看護支援方略の開発を行っています。
学費について
兵庫県立大学では学生の皆さまをバックアップするさまざまな制度をご用意しています。
また兵庫県では「県内在住者の入学金及び授業料を、学部?大学院共に、所得に関わらず無償化する」新たな方針を打ち出しております。
看護学教育の質の保証
兵庫県立大学看護学部は、一般財団法人日本看護学教育評価機構(JABNE)による教育評価を受審し、適合していると評価されました。
JABNEは、日本の高等教育機関における看護学教育の質を保証するために設立された独立した第三者機関です。
評価基準は、1.教育理念?教育目標に基づく看護学教育課程(カリキュラム)の枠組み、2.看護学教育課程における教育?学習活動、3.看護学教育課程の評価と改革、4.看護学教育課程への入学者選抜の4つです。今後とも、質の高い教育の実践に努めてまいります。
兵庫県立大学看護学部認証期間:2023年4月から2030年3月まで

一般財団法人日本看護学教育評価機構 (JABNE)