看護学部長工藤 美子
地域ケア開発研究所 所長増野 園惠
万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】5年度、兵庫県立大学看護学部は前身の兵庫県立看護大学開学から30周年、兵庫県立大学地域ケア開発研究所は創立20周年を迎え、合同の記念事業を開催いたします。
1.記念式典(13時~14時)
開会の挨拶 など:兵庫県立大学 工藤美子 看護学部長
兵庫県立地域ケア開発研究所 増野園惠研究所長
2.記念講演(14時~15時30分)
?南 裕子氏:「With/Post コロナ時代に求められる看護学の飛躍!!」
元兵庫県立看護大学学長、兵庫県立大学名誉教授
?茅野龍馬氏:「変化するグローバルヘルスのニーズとWHOの取り組み:兵庫県立大学との協働?連携への期待」
WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)医官
?山本裕子氏: 卒業?修了後のあゆみとこれから
~国籍関係なく全ての人々が健康に暮らせる社会の実現のために~
(認定NPO法人シェア=国際保健協力市民の会(SHARE))
(兵庫県立看護大学1999年卒業/看護学研究科博士前期課程2009年修了)
3.卒業生?修了生?教職員交流会(15時30分~16時30分)
兵庫県立明石看護キャンパス内に会場を準備いたします。軽食?飲み物をとりながら、CNAS?ケア研魂をもって、楽しい語らいの場を作ってお待ちしております。
?記念事業の様子
?記念講演:講師:南裕子氏
?記念講演:講師:茅野龍馬 氏
?記念講演:講師:山本裕子氏
南 裕子 氏(元兵庫県立看護大学学長、兵庫県立大学名誉教授)
講演テーマ:「With/Post コロナ時代に求められる看護学の飛躍!!」
茅野 龍馬 氏(WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)医官)
講演テーマ:「変化するグローバルヘルスのニーズとWHOの取り組み:兵庫県立大学との協働?連携への期待」
山本 裕子 氏(認定NPO法人シェア=国際保健協力市民の会(SHARE))
講演テーマ:「卒業?修了後のあゆみとこれから
~国籍関係なく全ての人々が健康に暮らせる社会の実現のために~」
看護学部国際交流推進委員会は、学生が国際交流や国際的な情報に触れられるような取り組みを行っています。海外へ渡航し様々な活動に参加した学生や教員らが、海外の看護事情や海外体験について話をする「ランチタイム報告会」や学生の皆様に海外への関心を持てるよう諸外国の情報をお伝えする「ニュースレター」の発行を行っています。
2022年度、2023年度はオーストラリアのニューカッスル大学看護学生が日本の医療や災害看護を学びに来日され、互いの国の医療や文化を知るための看護学部生との交流を行いました。現在、学術交流として、看護学部では香港理工大学看護学部とインドネシア大学と部局間協定を結び、近日中にニューカッスル大学と大学間協定が結ばれる予定です。今後も引き続き、国際交流を推進していきます。
兵庫県立大学臨床看護研究支援センターは、医療?福祉施設、地域といった様々な臨床現場の方と看護学部教員が連携し、看護ケアの質的向上を目指すことを目的として2014年に設立されました。具体的には、臨床看護研究や卒後教育の支援、コンサルテーション、教員の専門知識を活用したセミナーなど多彩な支援を行っています。また、修了生を中心とした連携研究員制度を設け、より臨床に近い立場から臨床と大学をつなぐ活動を続けています。
本センターの事業は、平成19年(2007年)より開始したがんプロ事業(文部科学省)と連携を図り、がん看護領域における、Advanced Practice Nurse: APN(含CNS)を育成のためのカリキュラムの開発、がん看護に従事する在宅や病院の看護師のためのインテンシブセミナーの開催を推進してきました。
2023年7月からは、第4期「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」に参画し、特にゲノム情報を用いたがん医療、医療ビッグデータに基づく個別化医療、がん予防を推進できる能力を育成するための大学院教育を強化し、臨床看護師を対象としたインテンシブセミナーの企画を多数予定しています。
健診等のビッグデータのAI分析に基づいて健康リスクを予測して計画した戦略を基に、住民集団についてのポピュレーションアプローチとハイリスク群を対象として高度看護マネジメントを提供するハイリスクアプローチを組み合わせた新たなデータヘルス?システムの構築に取り組んでいます。
詳細は下記参照(Phenomena in Nursing 6巻1号,2022)
県立はりま姫路総合医療センター内に、医産学連携を推進する先端医療工学研究所が万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】4年に新設されました。看護学部?ケア研からは、兼務教員、連携教員として、産学連携、学際融合の研究に取り組んでいます。看護介護分野の研究活動として「ICTを用いた小児医療人材育成プログラムの開発」について紹介します(PDF参照)。本研究は,高性能医療トレーニングシミュレーターを用いた継続可能な小児医療人材育成プログラムの開発を目指しており、県立はりま総合医療センターの看護師?小児科医,レールダル社、Medi-LX社との産学連携で進めています。
万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】3年度大学改革推進等補助金「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」から助成を受け、COVID-19等の感染症蔓延時、大学に登校できなくなった場合でも演習を行うことのできる体制を整えました。具体的には生体シミュレーター、大型録画共有装置、分身ロボット、実習指導を行う教員や実習学生用に分身ロボット操作用の通信端末を完備しました。実際に万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】4年度から成人看護学演習や、地域看護学実習で活用されています。
看護師の専門的な知識?技術を高め、看護実践力向上を目指したリカレント教育の充実を図るために、「看護専門職のための学びあい?学び直し」というテーマで3回の研修会の開催しました。また、看護学部万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】ページにリカレント教育に関するページを作成しました。
新たな知識を得ることができた、実践に役立つ内容であったという評価をいただきました。また、今後に向けて、本学の幅広い分野を活かしたリカレント教育が受けられると嬉しいというご意見もいただきました。
データヘルスやデジタルヘルスを基盤とし、地域生活者の健康維持?増進、疾病悪化予防等のために、生活者自身がセルフケアを十分に実践できることを目的として、看護力を可視化?発信するために、2023 年に、兵庫県立大学明石看護キャンパス内にデジタルヘルスケア?センターを開設しました。
2023年に開設した博士前期課程 クリティカルケア看護領域は生命危機にある患者と家族への看護を対象としています。 研究コースは、クリティカルケア看護領域の研究を通して基礎的な研究能力を育成します。 高度実践看護コースは、理論と倫理とエビデンスに基づく臨床判断からケアとキュアを融合した高度な看護実践能力を育成します。教育?実践?研究を融合し、救命と苦痛緩和、その人らしい人生を守ることで地域と人々に貢献します。
養護教諭の勤務経験がある教員が、学校保健学を担当しています。学部の専門教育としては、学校保健や養護概説等があります。総合ゼミや養護実習事前指導等では、学校を訪問し、保健室や児童生徒が学ぶ教室で実践を学べるような内容で授業を展開しております。大学院の実践リーダーコース(土日?平日夜開講)は、現職養護教諭や学部から進学した大学院生が、それぞれの強みを活かした研究課題に取り組み、楽しく活発に学んでいます。
博士課程リーディングプログラム共同災害看護学専攻(DNGL)は、日本初の国公私立5大学による共同教育課程として平成26年度より教育を開始しました。英語教育の充実、海外インターンシップも含め独自プログラムの実施により、国際的?学際的に指導力を発揮する「グローバルリーダーの育成」が強化されました。本学では万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】4年度末時点で8名の修了生を輩出し、世界各地において医療、教育、研究など様々な領域でグローバルリーダーとして活躍しています。DNGLは万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】2年度入試を最後に募集を停止しましたが、DNGLで培った教育を継承した本学独自の新たなコースとして万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】3年度から『災害看護グローバルリーダーコース」を開始しました。また、DNGL5大学による教育連携は、災害看護コンソーシアムとして発展させ、5大学大学院で学ぶ学生が各大学院が提供する災害看護学関連科目を特別聴講できるようにし災害看護の普及に努めています。
岡邑知子?片山貴文?紀平知樹?谷田恵子?丸光惠?林知里?渡邊里香?古段英弘?高見美保?ウィリアムソン彰子?竹原歩(けやき会)