兵庫県立大学では、多彩な教育?研究資源を生かし魅力ある公開講座を地域の皆様向けに開講しています。看護学部では、学部の特徴をいかした公開講座を毎年企画し、開催しています。
今年度は、「自分のからだを知ろう~呼吸フィジカルアセスメント~」というテーマで公開講座を開催し、看護や医療に関心のある小学5年生から中学2年生までの10名が参加してくれました。今回、参加者は肺のイラストが描いてあるTシャツを着て参加しました。まずは、肺の場所や呼吸の仕組みについて講義が行われ、そのあと実際に聴診器を使って参加者がお互いの呼吸音を聴いたり、シミュレータを用いて病気のある人の呼吸音を聴きました。参加者は学生ボランティアスタッフに質問しながら、楽しく学んでいました。講座終了後のアンケートでは、「自分のからだのことを知ることができて、おもしろかった」、「聴診器を使ってとても楽しかった」と、自分自身のからだや呼吸機能について関心が高まったという声を多くいただきました。