先輩インタビュー

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在学生

看護師としての視点から
患者さんと向き合い続ける

看護学部
看護学科 4年(2024年度時点)
兵庫県立北摂三田高等学校出身
本田 美咲希さん

本田 美咲希さん

兵庫県立大学看護学部では、看護師?保健師に加えて、助産師や養護教諭の資格も取得できる点に魅力を感じました。また、家族をはじめ、身近な人の力になりたいという思いから看護師を目指しているため、地域の健康支援に力を入れている点も入学の決め手の一つです。入学後、それぞれ違う資格を目指す人たちと共に学びながら、多様な視点で看護を学んできましたが、特に印象深いのは実習です。病棟実習では、当初は患者さんとのコミュニケーションの取り方に悩みました。また、看護する者としての考えと、患者さんが大切にしている考え?思いをすり合わせることの難しさも痛感しました。「患者さんにとって必要な看護」とは何か、一人ひとりにあった看護を考え提供する方法を、患者さんとの関わりを丁寧に重ねながら学びました。実習を通して、看護に対する考え方が大きく広がったことを実感しています。卒業後は、看護以外の多様な視点や豊富な知識を活かし、様々な状況に置かれた患者さんを支えられる看護師として働きたいです。

4年間のSTEP
1
年次

コロナ禍のためオンライン授業に。学生同士の意見交換の時間が多いのが特徴で、自分には無い考えに多く触れることができました。また、会話を重ねることで、自分の考えを相手に伝える力と共に、人の話を聞く力も身に付きました。患者さんと良好なコミュニケーションをとる上で重要なヒアリングスキルを入学当初から磨けたことで、その後の実習に役立ちました。

2
年次

初めての病棟実習。初対面の患者さんとのコミュニケーションはとても緊張しました。その中で特に意識したのは、ただの会話で終わらせないことです。どこに不具合があるのか、普段の生活がその原因となっていないかなど、患者さんがより良い方向に進むための情報収集を行う。こうした看護の視点でコミュニケーションを行うことを心掛けました

3
年次

「小児」「在宅」といった、それぞれの専門領域の実習を順番に行う領域別実習があります。さまざまな患者さんと出会いましたが、その一人ひとりに適した治療や、患者さんの望む生活が異なる事を実感。個別性のある看護の提供の仕方を学ぶことができました。

4
年次

特に子どもに関する看護に興味があったため、小児ゼミを選択しました。中でも「医療的ケア児」や「障がいのある子ども」といった、これまで触れたことが無かった分野を学びたいと思い、この分野を専門としている先生のゼミに所属しています。小児ゼミでの研究を進めるとともに、引き続き実習にも励みます。