先輩インタビュー
在学生
多角的な視点から
働く人々に向き合う
国際商経学部
国際商経学科 経営学コース 4年(2024年度時点)
大分県大分市立臼杵高等学校出身
岩田 沙樹さん

「働き方」に関する問題に興味があった私は、兵庫県立大学の先生が執筆した論文を読んで入学を決めました。私が専攻する経営学コース社会イノベーションプログラムでは、地域創生をテーマに、経済?経営の両面から多角的にアプローチしています。複雑に絡み合う社会問題を分析するためには、幅広い知識や複数の視点を持って捉えることが必要だと学びました。また、多角的に考えることの重要性は、ゼミ活動でも実感しました。所属ゼミでは、企業の従業員の方々を対象に、働きやすい職場づくりのための現状分析と改善提案を行っています。そこで学んだのは、経営者や社員などさまざまな立場から考察しなければ、実践的な改善提案に結びつかないということです。これは、自身のゼミ活動にも当てはまることに気づき、相手の立場や状況を考えながら行動するようになりました。卒業後は、自身の仕事を通して「働くすべての人が、幸せな仕事生活を送れる環境づくり」が目標です。兵庫県立大学で磨いた多角的なアプローチを活かし、実現したいと思っています。
年次
法学の授業で出された課題が印象的でした。内容は気になるニュースを要約し、意見を端的にまとめるというものです。新聞を読みこんだことで多くの社会知識を得ることができたことに加え、気になったニュースに自身の意見を出したことで、社会問題を自分ごととして考えるようになりました。
年次
兵庫県の食品企業のブランド認知力向上を図る施策を検討するプロジェクトゼミナールに参加しました。一番の学びは、施策は広告効果だけではなく、現実的かどうかという点も検討することが非常に重要だということ。このゼミナールを通して、創造力と同時に実現可能性を考慮して戦略をたてる力が身に付きました。
年次
研究ゼミナールでは、2つの企業に対して従業員の方の心理と職場環境に関する分析を行い、課題の抽出と改善方法の提案を行いました。実践を通して、人的資源管理や人的資本経営の知識が深まったと思います。また、活動を進めていくなかで、グループで課題を進めていくためにチームワークも重要だということも学びました。
年次
これまで学習してきた人的資源管理の理論的、実践的内容をもとに、「働きやすい職場づくり」に関する卒業研究に取り組んでいます。働くみんなが幸せな仕事生活を送れる職場環境つくりに貢献することが目標です。