「『旧市と狐』まちの写真展」を県立大生が姫路駅北地下通路で企画
姫路駅西の忍町、久保町一帯(以下、旧市地区)はかつて市場街として賑わっていました。現在、まちの様子は大きく変わりましたが、近年、新しく店を始められる人も増え、さらに「のきさき朝市」(毎月第3土曜)といった定期イベントも開催されるようになり、当地区は、古い市場街の町並みを残しつつ、新旧が混在した個性的な街になっています。
兵庫県立大学環境人間学部井関研究室では、学生(3回生)が主体となり、こうした旧市地区の存在や市場街としての歴史、現在の個性的な街並み、「のきさき朝市」等の現在の営みをより多くの人に知ってもらうことを目指し、10月の「のきさき朝市」にて、約60年前の当地区の写真40枚(兵庫県立歴史博物館所蔵)を青空展示する「旧市道端写真展」を開催しました。多くの来場があり、当時を知るお年寄りたちを楽しませるだけでなく、新旧住民の交流を生み出し、市場としての歴史を改めて共有する機会となりました。
これに続く第2弾の取り組みとして、下記の内容で「『旧市と狐』まちの写真展」を開催します。学生が自ら狐のお面をかぶり、時空を超越した存在として旧市の街中で戯れる写真を制作?展示します。1枚のサイズは1.5×1m、合計39枚の大迫力で展開します。まちゆく人たちにまずは狐というキャラクターで興味をもってもらい、そのあとに背景に写る旧市に目を向けてもらうことを意図しました。会期最終日の12月16日は「のきさき朝市」が開催される日であり、写真展のあとに朝市に足を運んでもらいたいと願っています。
まちの魅力を発信する方法には様々なものがありますが、今回のように、大学と地域が連携して、公共空間で「まちの写真展」を開催するという方法は一つのモデルとなるのではないかと考えています。
開催日時
万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】5年12月10日(日曜日) 11時00分~万象城体育_万象城体育官方网-【app下载】5年12月16日(土曜日)12時00分
開催場所
姫路駅北にぎわい交流広場?中央地下通路
イベント内容
「『旧市と狐』まちの写真展」の開催
その他
問い合わせ先
兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス経営部総務課
電話:079-292-1515
FAX:079-293-5710
E-mail:u_hyogo_kankyou@ofc.u-hyogo.ac.jp