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GOALS

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17 パートナーシップで目標を達成しよう

人口減少社会における災害復興における関わりしろの役割

減災復興政策研究科

澤田 雅浩?准教授

激甚化?頻発化する自然災害に全国各地が影響を受けています。大きな被害を受けた場合には、被災者の生活再建や各種施設の復旧にとどまらず、地域の復興も進めていく必要があります。しかし、人口減少社会を迎えた現在、それを独立的に進めることは難しいです。どのように支援を受けたり、共感を持ちながらそのプロセスを進めることができるのか、現場と理論の往復をしながら研究を進めています。


減災?復興に資する地震災害の包括的理解を目指して

減災復興政策研究科

平井 敬?准教授

地震に揺らがない社会を作るには、まず地震災害について包括的に理解する必要があります。そのための基礎となる地震動の分析と予測、地下構造探査、観測?計測技術に関する研究などを、理論と観測?実験の両面から行っています。また、地域に残る歴史記録を調査することで過去の災害による被害や復興の過程を明らかにするとともに、史料解読の人材の育成を継続して行っています。

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真のインクルージョンとは? 寛容について考える。

環境人間学部

西村 洋平?准教授

寛容とはただ我慢することではありません。差別感情を持つ人がヘイトスピーチを控えても寛容とは言えないでしょう。また「外国人大好き」のように何でも喜んで受け入れることや、「どうでもいい」といった無関心とも異なります。寛容とは、相手の考え?生き方を受け入れられないと思いながら、それを多様な価値基準から評価し尊重することです。真のインクルージョン実現にとって鍵となる寛容について考えています。


水害リスクを考慮した土地利用マネジメント

減災復興政策研究科

馬場 美智子?教授

気候変動の影響により、水害が激甚化、頻発化する中、ハード整備に依存する治水対策では被害軽減が困難になってきています。土地利用により、人々の生活を豊かにするとともに水害被害の軽減を目的として、土地利用に関わるハード?ソフト対策、都市計画、社会システムを包括的?相互的に活用するマネジメント手法を研究しています。また、多様な主体が被害を軽減し命と生活を守るためのそれぞれの役割についても研究対象としています。


里地里山の植生?生物多様性と人の営みの関係

緑環境景観マネジメント研究科

澤田 佳宏?准教授

棚田畦畔の草原や水田?水路?ため池のウェットランドなどの里地里山の二次的自然について、その成り立ちを知り、今後の保全と活用を検討するために、人がそれらの土地をどのように利用し、また、どのような恵みを得ていたのか、自然と人との関係を調べています。また、圃場整備と生物多様性保全を両立する方法を確立すべく、畦畔の表土移植などの実験を行っています。


防災?減災への取り組みと陸水域の生物多様性保全に関する研究

地域資源マネジメント研究科

佐川 志朗?教授

近年頻発する水災害に対して、我が国では流域治水への転換が進められています。今後は流域全体を視野に入れた多角的な治水対策と生物多様性の保全の両立を図っていく必要があります。これらに関する、公開講演会や、セッションでの企画?発表も行っています。


日本と北アメリカの環境文学、環境詩学、日本の災害詩研究

環境人間学部

高橋 綾子?教授

アメリカの環境アクティビストで詩人のゲーリー?スナイダー研究を行いました。今年92歳のスナイダーは、環境主義の先駆者であり、同時にスナイダー作品は、環境文学における代表的なテキストとなってきました。この研究を通して培った環境主義や生命尊重に対する考え方を基盤として、文理融合型、人間学を中心に据えた環境人間学部で、文学において、環境と人間がどのように関わってきたかを、教育?研究の中心課題としています。

環境人間学部 研究者紹介

https://shse-maga.com/teacher/398


災害健康危機に対するヘルスシステム強化とヘルスケア人材の育成

地域ケア開発研究所

増野 園惠?教授

災害による人命?健康生活への影響を低減に向けて、学内外の他分野の研究者や国内外の防災関連研究機関等と連携し、ヘルスケアシステムの強化、災害に強い地域づくり、ヘルスケア人材の育成に関する研究に取り組んでいます。
今年度は、特別研究プロジェクトとして、モンゴルにおける健康危機対応能力向上のためのヘルスケアワーカー支援プログラムの開発を実施中です。


その他のゴールの取り組みは、研究取り組み一覧でもご覧頂けます