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活動レポート

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「気候変動と国連 -SDGsがもたらす未来-」兵庫県立大学大学院環境人間学研究科開設20周年記念式典でSDGs賞及びSDGs特別賞の表彰が行われました。

[環境人間学部] 2022.12.20

12月17日(土)に開催された記念式典では、11月10日(木)に環境人間学部?研究科で行われた環境人間学フォーラムにおいて、今年新たに設けられたSDGs賞及びSDGs特別賞に選出された学生?生徒への表彰が行われました。本フォーラムは、学部?研究科内で重要なイベントの1つに位置付けられているプレゼンイベントで、学生や教員が日頃の研究や実践活動を発表する機会として開催されており、今年で19回目を数えます。SDGs賞には「グリーンインフラ、雨庭の現状整理と京都市における雨庭整備位置の妥当性の検証」をテーマに発表した環境人間学部3年生の前田菜緒さんと、「セクシャリティを語ることはタブーなのか?~ジェンダーの多様性をキャンパスに広める『SOGIウィーク』の実践~」をテーマに発表した学生団体「SOGIいろ」が選ばれました。また、今年度は、本学部?研究科と接点のある高校生も発表を行い、奥勇一郎准教授が支援を行っている兵庫県立姫路西高等学校のグループ「シミュヒート」が「ため池がヒートアイランド現象に及ぼす効果」をテーマに発表し、SDGs特別賞に選ばれました。

最後に、髙坂誠副学長から閉会の挨拶があり、「SDGsの考え方を基に、『1.5℃の約束』を果たし、守るべく、学生と教職員が一緒になって、しっかりとした歩みを進めていければと思っている。我々は、未来に対する悲観主義とは無縁である。皆で手を携えて一歩一歩前に進んでいきたい。これからも厳しい情勢が続くが、一緒に頑張っていきたいと思う」と述べ、本イベントを結びました。

(参考:「1.5℃の約束-いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」)
2021年11月に英国で開催された気候変動枠組条約第26回締結国会議で、気候変動による多くの影響を回避するために世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑えることが、国連気候変動枠組条約締結国の事実上の目標とする決意が示された。「1.5℃目標」の理解促進と個人や組織に行動変容を促すことを目的に、SDGsに熱心に取り組む日本のメディアと国連広報センターが一緒になって「1.5℃目標」の意味や目標達成のために何をしなければならないのかを伝えるキャンペーン「1.5℃の約束-いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」を行っている。

2022年11月に環境人間学部?研究科で開催した環境人間学フォーラムに関する記事を、下記のリンク先からご覧になれます。
環境人間学部「かんなび」 プレゼンイベント「環境人間学フォーラム」を開催